わたなべちなつ/さく 福音館書店
2014年

おやつを つくろう
ボウルに たまごを ふたつ わって、
こむぎこ おさとう、ぎゅうにゅう いれて
かしゃかしゃ まぜたら フライパンで じゅじゅっ
ひっくりかえして、やけたら シロップ かけて たべようね
かがみのえほん。本の片側のページが銀色で、となりのページの絵が鏡のように映ります。なので、この絵本は90度の角度に立てて読まなくてはいけません。卵がボウルに落ちる様子、フライパンの上でじゅじゅっと焼ける様子、シロップがとろとろとホットケーキの上にたれる様子。みんな立体的に見える仕組みです。何がすごいかというと、最後のページ。2人分作ったホットケーキのうちの1人分は、実は読者という仕組み。本の向こう側とこちら側2人でテーブルについて、いただきます。白黒ねこのクロもおやつをいただきます。
近年の印刷技術の発達を生かしたアイデア絵本。この絵本をふくめて3冊のシリーズがあります。中でも、この『きょうのおやつは』は、当然おいしそうなので、おはなし会で読み聞かせしたことがあります。面白いですよね!
あおぺんが最初に印刷技術の進歩に気づいたのは、『にじいろのさかな』(マーカス・フィスター/作 講談社)でした。うろこがキラキラ輝く魚のおはなしで、その珍しさもあり、とても評判になりました。1995年の出版で、当時とてもびっくりした記憶があります。
この「かがみのえほん」は、もしお子さんが気に入れば、ぜひ勝っておうちで何度も楽しませてあげてください。作りもじょうぶなので、きっとそう簡単には壊れない本だと思います!