『のりまき』


小西英子/さく 福音館書店

2016年

おおきな のりの うえに、 おすしの ごはんを ひろげたら

たまごやき きゅうり、 えび あなご、かんぴょう しいたけ

そうっと まいて、 ぎゅっ ぎゅっ ぎゅっ

ほうちょうで きって、 いただきます!


小西さんのおいしい食べ物シリーズ第三弾は、『のりまき』。表紙は輪切りにしたのりまきで、いっぱいです。この絵本で、一番おいしそうなのは、なんといっても黒く光ったのり。ぎゅっと巻かれて、一本の長いのりまきになったところは、なんてステキなんでしょう。端からきゅうりとご飯が飛び出しているのも、魅力的です。

実はあおぺん、子どものころから太巻きが苦手です。こののりまきにも入っていますが、かんぴょうと干しシイタケが嫌いでした。なので、せっかくのおいしい食べ物シリーズなのに、前の二冊ほどのときめきがないのです。でも、海苔とご飯は大好き!そこで、巻かれた状態の部分がお気に入りなのです。

昔子どもの頃、母が家で巻き簾(まきす)を使って、海苔巻きを作っているのを面白く見ていました。今は、気軽にスーパーでのりまきを買えるので、巻き簾はなくなってしまいましたが、作っているのを見るのは面白いものでした。できあがった、長いのりまきを輪切りにすると、金太郎飴のように断面がキレイに見えて、そこも不思議なところでした。

裏表紙には、小さめにまぐろののりまきや、いくらののりまきも置いてあり、ごちそう!というワクワクした感じがありますね。のりまきには。


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