『がたごと がたごと』


内田麟太郎/文 西村繁男/絵 童心社

1999年

えきで ぞろぞろ おきゃくがのります

でんしゃは すすみます がとごとがたごと

まちから たんぼ やまのえきで とまります

ぞろぞろ おりてくるのは どうぶつたち

また えきで ぞろぞろ おきゃくがのります

でんしゃは すすみます がたごとがたごと

トンネルから ふしぎなやま ふしぎないけ ふしぎなえきで とまります

ぞろぞろ おりてくるのは ようかいたち


町の中の駅から電車に乗るのは、人間ですが、たどりついた駅で降りていくのは、動物や妖怪達。おやおや?ということは、乗るときは人間のふりをしていたけれど、人間に化けていたのかな。と思って駅から乗る乗客の様子を見ると、洋服が同じ。そうです。人間の社会にいた動物や妖怪たちが電車に乗って帰っているのです。電車まるまる、不思議電車なんです。運転手は一体?と思いましたが、残念そこは謎のままでした。JRで運行しているのでしょうか?

あまり多くの文章は使われず、短いフレーズでおはなしは進みます。ぞろぞろ乗って、がたごと走って、ぞろぞろ降りる。それが全部で3回繰り替えされます。おはなし会でも、とても面白く読めます。でも、その後はぜひ借りて行って、細かいところを見てほしい絵本です。えー、このおばさんがこの妖怪に?あ、これは人間の時もちょっとキツネっぽいね、結婚式のおよばれだね。など、気づくとさらに面白いのです。

実は姉妹本もあるので、探してみてください。


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