図書館用語1


図書館で働いていると普通に使ってしまう言葉があります。なるべく、お客様に説明するときは言い換えるようにしているのですが、今回はいくつかご紹介したいと思います。

資料:図書館にあるいろんな形態の・・・もの。本、雑誌、地図、CD、DVDなど、形態にかかわらず表現できる便利な言葉。図書館に所蔵しているものは、全部資料!(と思う)

書架:読んで字のごとく、本棚のことです。「ちょっと、書架いってきまーす」  と言ってカウンターを離れたりします。

開架コーナー(フロア):利用者(お客様と同意)に対して開かれているスペース。一番一般的な場所。一般書コーナー、児童書コーナー、雑誌コーナー、郷土資料コーナー、レファレンス(参考図書)コーナー、視聴覚資料コーナーなどに分かれている。

閉架:利用者に対して閉じられたスペース。閉架書庫。異動前にいた図書館では、エレベーターでしか行けない地下にあり、エレベーターが故障して止まるとはしご(避難用の!)か、外を回って駐車場からしか入れないという書庫があった。今いる図書館の地下書庫は、大雨が降ると水漏れすることがある。書いていて悲しくなってきた。あ、大学の図書館の資料は多くが閉架でした。

書庫:平たく言うと本の倉庫。とにかく本が詰まっている。お客様に見せない部分なので、本が横積みしてある時もある。最近は周密書庫といって、可動式の棚が入っている省スペースのものもある。移動方法は円形ハンドルを回転する手動式、電動のボタン式などある。ちなみにあおぺんの図書館は手動式で、調子が悪い棚のハンドルが空回りしたが、以前の館長が修理してくれました!

ブックトラック:3段くらいの棚に車輪がついたもの。木製、ステンレス製などいろいろある。これがないと、仕事にならない。児童書だと、200冊くらい積めるので、とても重い。サンダルを履いていてうっかり轢かれると危険。スニーカーにしましょう。

返却ポスト:外部から本を返せる空間。部屋になったもの、物置上のものなどある。基本的にはすべり台の上を本がすべって降りてくるが、小さいタイプだと、床面が重さで下がるようになっているものもある。雑誌が入ると危険。朝、開館前に本を取り出すのだが、出している最中に本が滑り落ちてくると危険。

カート:本を入れられる布の四角い部分が上部についた、車輪つきの入れ物。予約のかかった本を集めて回ったり、返却本を書架に配架する際利用する。お客様用もある。以外に高価なので、余分はなく、職員は壊れかけを使用したりする。

排架:本を書架に並べること。配架と言われることもある。ちゃんと規則があるので、もどす場所がわからない時は、決して適当な棚に押し込まず、目立つところに置いてください。

返架:返却された本を書架に戻すこと。絵本の返架は、棚が低いため足腰にくる。かなりの運動になる。仕事が忙しいと滞り、開架コーナーにブックトラックに積まれた返却本がずらっと並ぶ。「トラック足りないから、返架してー」などと使用する。

ブックエンド:棚に並んだ本が倒れないように、本を支えてくれているもの。棚の上部からぶら下がっているタイプもある(棚に本がみっちりつまっていると邪魔になるが、必要)。児童書の大型本を支えているステンレス製のブックエンドは、時々外側に反ってしまう。なぜか、いくつあっても足りなくなる。

在庫:棚に今、本がある状態。「借りられていませんよ」ということ。(書庫にあるわけでもないのに、在庫という。在架が正しいのではなかろうか。図書館によると思います)「今、在庫です」とお客様に言ってもわかりにくいので、「今、棚にあります」と言いましょう。

書き始めたら、思いの他専門用語がありました。また、書きたいと思います。


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