越野民雄/文 高畠純/絵 講談社
2003年

ゴリラが レモンを ガブッ。 スッパ。 めがさめた。
ウマが レモンを ガブッ。 スッパ。 なみだがでた。
ブタが レモンを ガブッ。 スッパ。 はなみずがでた。
レモン色のくちばしのオオハシが、レモン色をバックに表紙になっている、レモン色の本。とにかくスッパいのです。本のカバーの見返しには、「レモン24ページぶんの ビタミンC」と書いてあるとおり、出てくる動物たちがレモンをかじります。みんなそれぞれ、いろんな「スッパ」の表現がありますが、とにかくスッパ!い。カメレオンも、だちょうも、うっかりレモンをかたまりで飲みこんじゃったオオハシも、かたつむりだって、レモンでスッパ! でも、そこにはビタミンCががあるのです。
誰でも一度はレモンをかじってみたことが、あるのではないでしょうか。すっぱいと知ってはいるけれど、あれほどスッパいとは、体験してみなければわかりません。思い出してもスッパい。この絵本は、なぜか最初から最後まで、みんな徹頭徹尾スッパ!となるスッパい絵本です。同僚が「この絵本最高に好き」と言っていましたが、うーん、あおぺんには読み聞かせできません。だって、ぜったい声に出して読んでいるうちに、ツバが・・・。何かのバツゲームなのかな。目を覚ましたい時には、ピッタリですよ。
いろんな動物がレモンにかみついているけど、きっとねこはかみつかないと思う。うちのなぁなの顔をみて、「スッパ!」って顔を想像してみましたが、できませんでした。絶対かまない。