どい かや/作・絵 文溪堂
1999年

くろいみみの チップは、おにいさんいぬ、しろいみみの チョコは いもうとです。
きょうは、いちごジャムの サンドイッチの ための おかいもの。
しょくぱん、さとう、いちご をかいます。
なんでも うっている ミーナさんの おみせ。でも、いちごが うりきれ。
ふたりは、いちごばたけに いって、かごいっぱいの いちごを わけて もらいました。
ところが かえりみち、チョコが おなかペコペコで すわりこんでしまいました。
おなかがペコペコで、目の前においしそうないちごがあったら。あとひとつ、あとひとつと食べていちごは減り、3つしか残っていません。迎えに来たお母さんを見たふたりは、涙がこぼれてしまいます。でも、大丈夫。お母さんはいちご3つで、とってもおいしいものを作ってくれるのです。どいかやさんのかわいいこいぬ、チップとチョコの絵本。ちょっと鼻先のとがった顔が特徴です。お兄ちゃんも、妹も、昔子どもだった人も、お母さんも、みんな共感できる絵本です。それに、なんといってもお母さんの安心感!この本を読んでもらった子ども達は、きっと一緒にお母さんのあたたかさに包まれて、ひと安心すると思います。兄妹編『チップとチョコのおるすばん』もあります。