マイケル・グレイニエツ/絵と文 いずみちほこ/訳 らんか社
1996年

どうぶつたちは、よる お月さまってどんなあじなんだろう とかんがえていました。
ある日、カメがお月さまをかじってみようと、たかい山にのぼりました。てっぺんでも、カメにはとどきません。カメはゾウをよびました。
カメのうえにゾウがのっても、お月さまは ひょいっとにげて、とどきません。ゾウは キリンを よびました。そして、シマウマ、ライオン、キツネ、サル、さいごにネズミがのりました。
パリッ!
この絵本は、このタイトルにつきます。そうですよね!お月さま、かじってみたらどんな味がするんだろう。でも、ちょっとかじれないんじゃないかなー、と読んでいくと、なんとパリッ!とかじれちゃう。さて、味は?
あおぺんとしては、このパリッ!にびっくりしました。え?そんな薄いの?オランダせんべいじゃあるまいし。もうちょっと、厚いとか、フワフワするとか。でも、この裏切られ感が好きなのです。パリッ。
満月といったら、なんとなく黄色い丸いものを想像するのですが、昨日のエリック・カールも、このグレイニエツの月も銀色です。きっと、黄色い丸を念頭においているので、このパリッに違和感を持つのかもしれません。もうちょっと、お饅頭的なイメージがあるのです。十五夜のせいかな?