『ガンピーさんのふなあそび』


ジョン・バーニンガム/さく みつよしなつや/やく ほるぷ出版

1976年 新版2020年

かわの そばに すむ ガンピーさんは、ふねを いっそう もっていました。

あるひ、ガンピーさんが ふねに のると、こどもたちも のせてってと いうので、「いいとも」と いいました。

うさぎも ねこも いぬも ぶたも のせてと やってきました。

どんどん なかまは ふえて、そのうち けんかを はじめました。


やや小さめの舟に、人間と動物がいっぱい。いくらガンピーさんが、静かにのるんだよと言っても、そりゃあ無理ってもんです。まあ、想像通り舟はひっくり返ってしまいます。でも、ガンピーさんは怒りません。暑いから、すぐに体も乾くしね。

子どもや動物達が、「のせて」と言った時、ガンピーさんはそれぞれに「けんかしなけりゃね」とか「うろちょろしなければね」と言います。それが毎回繰り返されて、やがて心配が現実に。ガンピーさんが「○○しなければね」と言った○○が全て実行されてしまい、舟はひっくり返るのです。絵本の王道繰り返しの法則があり、「だいじょうぶかな」となったところで、ドーン。ああ、やっぱりね!と読者は思います。夏の読み聞かせにぴったりの絵本です。大型絵本もあるので、おはなし会はぜひこちらで。

『ガンピーさんのドライブ』とあわせてどうぞ。かれこれ50年近く、日本でも愛されている絵本です。


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