西村繁男/さく 福音館書店
2006年

こども がくだんが チータカ チータカ すすみます。
そのあとを りゅうが スーイ スーイと すすみます。
そのあとを ししが ウォー カオーと すすみます。
はしのうえを とおり、しょうてんがい、へいのうえ、やののうえへ・・・
8人の子どもが、それぞれ楽器を演奏しながら進みます。次に10人の子どもが、龍を持って進みます。その次は、獅子舞と寅舞。それぞれ2人の子どもがかぶって進みます。この行列は、公園を横切って、橋→商店街→古物屋さんの家の中→庭園→商店街の屋根の上と行って、広い屋根の上でひと休み。ドドーンと花火大会が始まりました。
文章は少ないのですが、よく絵をみると、この行列に大人は誰一人気づいていません。気づくのは子どもと動物、そして人形やだるまだけ。なにやら不思議な行列です。最後は夜、暗くなった木に帰っていく子どもたちの影で終わります。おやと思って、おはなしの最初を見ると、この行列、昼間同じ木の中から出てきていました。夏のお祭りのようですが、どうやら人間ではないようです。
表紙そでには7つのクイズもかくされている、とにかくなぞいっぱいの絵本。残念ながら、現在絶版中。もしも、夏祭りがご近所でなかったら、ぜひ夏休みにこの絵本を借りて、「チータカ スーイ」とお祭りに加わってみてください。