デイビッド・シャノン/さく 小川仁央/やく 評論社
2002年

どようびの あさ、あめが ふりだし、にわとりが なきだした。
にわとりに ねこが フーッといい、ねこに いぬが ほえる。
あめは ざあざあ。
とうさんが いぬを しかり、かあさんが さけぶ。
おまわりさんが かけつけ、くるまが ならんで、クラクションが なる。
あめは ざあざあ ふっている。
激しい雨の音にまじり、混乱はさらに広まります。美容師さんと床屋さんの言い争いにペンキやさんも参戦。八百屋さんが怒鳴り、わいわいがやがや大騒ぎ。そして突然雨が止む。空には虹!なんだかみんな、にっこりしてきた。
間もなく梅雨も終わりそうな雰囲気です。雨の本も終了ということで、本日は楽しい雨降りの絵本。雨の中、ニワトリの鳴き声から騒ぎはどんどん大きく広まって行きます。みんな、雨にうんざりなんでしょう。ちょっとしたことで、怒ってしまうのです。その相乗効果で辺り一帯が大騒動のピークに向かっていき、頂点でお日様が。みんな、ふと我に返り、騒ぎが収まっていきます。
おはなし会で読むと楽しい絵本なのですが、心持ち長目。周りを短い絵本や参加型紙芝居で固め、核に据えて紹介するプログラムがいいのかなと思います。20年前だったら、最後に持っていくところですが、令和の時代ではプログラムの真ん中ですね。子どもの集中力がもたないかな、という感覚を持っています。あ、でも低年齢化の影響もありますね。