アイリーン・ブラウン/作 福本友美子/訳 光村教育図書
2006年

ハンダは、ともだちのアケヨにあげるため、くだものを7つかごにのせ、あたまにのせて あるきだしました。
ハンダが あるいていくと、きのうえにいた さるが、かごから バナナを とりました。
ハンダが きづかずに あるいていくと、だちょうが かごから グアバを とりました。
そして しまうまが、ぞうが・・・くだものを とっていって、かごは からっぽですが、ハンダは きづきません。
でも、あら ふしぎ。アケヨの むらに ついた ときには、かごには いっぱいの ミカンが はいって いました。
アフリカのケニアのルオ族の子どもたちをモデルにした物語。ハンダが歩いて行く道の周りは、木や背の高い草が生えていて、ハンダからは、頭の上のかごの中も、ひょっこり現れる動物達も見えません。ハンダの全く知らない所で、ストーリーが展開されていて、最後はハンダ自身が一番びっくりするというお話し。
とても読み聞かせにむいた絵本で、文章は短め、繰り返し起こる出来事と展開に、きっと子どもたちはハラハラするのではないでしょうか。かごが空っぽになった後の以外な展開は、絵だけで語られ文章はありません。その場面は、ゆっくり見せてあげたいものです。アフリカの果物は、昔はなじみのないものばかりでしたが、今は日本でも目にすることができるものばかりです。きっと楽しめるので、おはなし会でも試してみてください!