『ジャイアント・ジャム・サンド』


ジョン・ヴァーノン・ロード/ぶん・え 安西徹雄/やく アリス館

1976年

むし あつい なつ。チクチクむらに 4ひゃくまんびきの ハチが とんできた。

むらびとは あつまって そうだんした。

パンやの おじさんが、ハチの すきな イチゴジャムを つかった ジャイアント・ジャム・サンドで わなを つくろう といった。

みんなで つくった とっても きょだいな パンを きって、はこんで、ジャムを ぬる。


ジャイアント・ジャム・サンド作りは、村中総出の大仕事。スライスした食パンの大きさは、うーん百畳くらい?かな。トラクターでバターを塗って、スコップでジャムを塗りまくる。空にはもう一枚の食パンをぶら下げた何機ものヘリコプターが飛び回る。400万匹のハチが、ジャムに群がったところへ、どーんとパンを落下させ、ジャイアント・ジャム・サンド(ハチ入り)の出来上がり!

古風な絵の絵本ですが、なんといっても、ジャイアントなジャムサンド!わくわくするじゃありませんか。しかも、そのジャムサンドを作る理由が、大量のハチを退治するためという、びっくりな理由。壮大な作戦です。

最近の子ども達は、かわいい絵を求めがちな気がしますが、それだけで絵本を選ぶと、たくさんのおもしろい絵本を見逃してしまいます。図書館のいいところは、とにかく読みまくることができること。読んでみてつまらなかったら、すぐ返してしまえばいいのです。たくさん読んでみて、自分のお気に入りをみつけたら、ずーっと手元に置いて何回でも読めるように、買ってもらいましょう。電子書籍もお手軽ではありますが、子どものうちは、紙の手触りや本をめくる感じも含めて読書を体験してほしいなあと、図書館員は思います。

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