『うそつきのつき』


内田麟太郎/作 荒井良二/絵 文溪堂

1996年

このおじさんは わらいません。 ニワトリが 二わ トリを かっていても。

このおじさんは わらいません。 カメが かめを かめないでいても。

このおじさんは わらいません。 きになる キリンを きになる キリンがいても。


ナンセンスコンビによる、斬新な・・・だじゃれ?絵本。笑わないおじさんは、まんまるの月。燕尾服に帽子をかぶって立っています。となりのページには、ニワトリが二羽鳥を飼っている様子が絵で描かれています。たくさん、だじゃれ?が出てきて、でも笑わないおじさん。最後は一人でイシシシと笑って夜空に飛んでいきます。ウソつきの月なんです。

小学校中学年に、月をテーマにした読み聞かせをする時に選んだ一冊です。読んでいる方も厳密には意味がわからない絵本なのですが、とにかくだじゃれの部分は面白い。読み方には、工夫というかイントネーションで違いをわかってもらうように、読む練習をしました。あおぺんのお気に入りは、「木になるキリンを気になるキリン」のところで、ここを読むのは得意です。

「絵本なんて」という男の子には、いいと思っているのですが、まじめな子には引かれているんじゃないかと、ちょっと不安があります。チャレンジしたい方は、まっ黄色の表紙が目印です。


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