『おやすみゴリラくん』


ペギー・ラスマン/作 いとうひろし/訳 徳間書店

1996年

よるの どうぶつえん。 けいびいんさんが みまわりです。

「ぐっすり おやすみ、ゴリラくん」

でも ゴリラくん、こっそり おりの かぎを とっちゃった。

けいびいんさんの あとを そーっと ついていって、ぞうさん、ライオンさん、キリンさん・・・みんなの おりを あけて いきます。

でも、けいびいんさんは きづきません。そのまま いえに かえります。みんなは そーっと あとを ついていって・・・

「おやすみ」


警備員さんの奥さんびっくり!「おやすみ、あなた」って言ったら、「おやすみ」がたくさん返ってきたのですから。

文字はほぼ、「おやすみ、○○くん」ばかりで、絵からお話しを読み取るタイプの絵本です。だから、字を読むのが苦手な子も楽しめます。読み聞かせをする時は、その分絵を見る時間をたっぷりとってあげて、ゆっくりゆっくり読んでいきます。夜ですしね。静かにそーっとです。

出てくる動物の中に、一匹ちょっと違う子がいます。バナナを持ったネズミくん。どうやらゴリラくんのおりからバナナを拝借し、そのままついて来ちゃったようです。ずーっと、ゴリラくんにくっついているところを見ると、もしかして友だちなのかなあ。子どもは、この小さなネズミくんにも、きっとちゃんと気づいてくれると思いますよ。

それにしても!警備員さん、最後まで全く気付いていないんですが。


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