『大接近工場見学②ガリガリ君の工場』


高山リョウ/構成・文 添田康平/写真 岩崎書店

2017年

青色をした水は、水に砂糖、果汁、水あめや香料をまぜた「ミックス」とよばれるアイスのもと。このミックスが、パイプを通って巨大なタンクへ!

削氷室には135キロの大きな氷が、ベルトコンベアで運ばれてくる。

さあ、いよいよガリガリ君ソーダ味を作る。ガリガリ君の大行進!

巻末の工場見学ノートには、赤城乳業本庄千本さくら「5S」工場のひみつも書いてあるよ。


ガリガリ君はソーダ味に限る!の保守派のあおぺんです。ガリガリ君、発売は1981年で当時は50円だったそうです。この工場では、1日最大300万本が作れるそう。上で紹介したガリガリ君の大行進のページは、青いガリガリ君が下向きにぶら下がって移動していく様子が、見開きのページいっぱいに映し出され壮観です!

赤城乳業さんの工場見学は、インターネットで予約制だそうですが、のぞいてみたら大人気で抽選になってました。そうですよねー、夢の国の見学コースですよねー。もし、機会がなくても大丈夫。この本で、ガリガリ君博士になってくださいね。残念ながらアイスを味わうことだけはできないので、スーパーで買ってね。現在のガリガリ君は税込み76円!なんて良心価格。子どもの味方です!

「大接近!工場見学」シリーズは、全5巻。おべんとクンミートボールの工場や、ガンプラの工場など、子ども大好きのラインナップです。図書館見学にきた本に興味のない男の子に、「こういうのもあるんだよ」と進めると、少し興味を持ってくれます。本が好きじゃない子には、その子の好きなものから入るのが一つの手ですかねー。

,

コメントを残す