うちのなぁなは、アスリートです。ニンゲンに簡単に捕まるようなタイプではありません。いや、だっこは短時間であればできます。「捕獲」が難しいのです。その見事な身体能力を生かして、ぐにゃりぐりぐりとニンゲンの腕から脱出します。

問題は、爪切りです。伸びていると、ふとした時にニンゲンが痛い思いをします。WEBで調べると、洗濯ネット派やチュール派がいるとのことで、試しに洗濯ネットに入ってもらったことがありますが、いや、閉じたとたんにぎゅるんぎゅるん動きまわり、断念しました。

そこで月１回、しかたなく病院までねこをキャリーリュックにつめて、だらだら坂を１５分しょって行きます。病院では借りてきたねこの様におとなしいのですが、行く前にキャリーに入れるのが一苦労。妹と2人がかりで挑みます。が、４回目くらいからでしょうか。捕まえた時に、おしっこをもらすようになりました。ニンゲンも大変だし、なぁなもストレスです。

今日は気温が低く涼しかったので、寝ていたところをひとりで「捕獲」し、なんとか病院につれて行きました。道々「な゛ー」と抗議されましたが、やりとげました。幸いおしっこはもらさず。

ああ、爪を家で切れるようにしたい。日々、ねこの手をなでくりまわす作戦を決行中ですが、まだ病院通いは続くのであります。あ、ちなみにかかりつけの動物病院では、爪切り５５０円です。先生、いつもありがとうございます。