『おばけかぞくのいちにち』


西平あかね/さく 福音館書店

2003年

さきちゃんと たろうくんが おかあさんに ききました。

「おばけって よる おきるの?」

「そうよ。ほいくえんに いく じかんよ」

おばけのこ、さくぴーと たろぼうは ほいくえん。おばけとうさんは にんげんをおどかす おしごと。おばけかあさんは そうじ、かいもの。


人間と同じように、おばけにも生活があります。どうやらおばけのお母さんは専業主婦。楽し気なマーケットにお買い物にいっています。朝はお風呂に入って、ごはんを食べます。おばけ父さんはビール派です。その後みんなで並んでお布団で夜まで寝ます。人間のさきちゃんとたろうくんの生活と並行して、おばけの一日が描かれる、かわいいおばけ絵本です。

昨日本気で怖いおばけ絵本を紹介したので、子どもも安心かわいいおばけ絵本をご紹介。なんてったって絵もかわいいし、みんなと同じように遊んで、食べて、寝るおばけさんたちです。この西平さんのおばけ絵本は人気があって、シリーズになっています。

子どもにとって、おばけってなんなんでしょう?本気で怖いのもおばけだし、ちょっとかわいくて友達になりたいのもおばけだし。両方が矛盾せずに共存している気がします。小学校中学年くらいになると、『学校の怪談』とか『怪談レストラン』とか大人気になって、実際の「おばけ」に統合されていくのかな?うーん。どうなんでしょう。今度、怖い物語と楽しいオバケ物語を紹介しますね。

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