五味太郎/作 偕成社
1991年

か か か か か
か・・
かかかかか
「か」のみでつくられた絵本です。蚊が、かかかかかと飛んでいます。「か・」と獲物を発見。ちくっと血をすって、かかかかかと飛んでしきます。時にはさされた方もかゆくて、かかかっとかいてしまいます。蚊にさされる方もみんな「か」のつく生き物。かえる・カメレオン・かば・カンガルー。さされる場所もいろいろ、さされる数もいろいろです。でもぜんぶ、「か」。
五味太郎さんには、この『かかかかか』のように、ひらがな一文字だけの絵本シリーズがあります。『るるるるる』や『ぽぽぽぽぽ』などですが、あおぺんは、この『かかかかか』が最高に大好きです。毎年必ずおはなし会で読む本です。「か」しか言わないので、「か」をいろいろ言いわけます。大きさを変えたり、速さを変えたり、発声の”フォント”を変える気持ちで読みます。最初は、どこをさされたかわからない子もいるので、ちょっと絵を指さしたりしますが、子どもは飲み込みが早いので、すぐ自分でさされた場所をみつけてくれます。読む方も、聞く方もとても楽しい絵本です。今年もそろそろ蚊の季節ですしね!