『はかせのふしぎなプール』


中村至男/さく 福音館書店

2015年

はかせは、じょしゅくんと けんきゅうじょで まいにち けんきゅうを しています。

あたらしい はつめいじゃ いれたものが おおきくなる プールじゃ

えー ほんとう ですか?

やかんじゃ  

わっ おおきい

かぶとむしのおすじゃ 

わわっ!


博士の発明したプールの中には、一部分が見えている何かが沈んでいて、水をぬくと全体があらわれます。とてもシンプルな絵本で、そのインパクトが大きいです。だいたいは、何が沈んでいるのかわかるので、子ども達は「かぶとむし!」などと言って楽しみますが、大人としては、「かぶとむしのおすをそんなに大きくしたら、怪獣じゃん!」とか、「その発明になんの意味があるんだよ!」と突っ込まずにはいられません。博士のあまりの無邪気っぷりに、助手くんが気の毒でなりません。

でも、大人のつぶやきは置いておいて、読み聞かせするととても楽しめます。あおぺんはお気に入りで、何回か夏におはなし会で読んでいるのですが、残念ながら月刊「こどものとも」2015年9月号のままで、ハードカバーのこどものとも絵本になってくれません。読み聞かせしづらいので、ぜひとも単行本化を希望します。

ちなみにプールの大きさは、学校のプールくらいです。


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