棚移動・書庫編


図書館の本は、際限なく増え続けます。お客様の入る開架コーナーはともかく、書庫といったら、それはもう・・・大変です。本を抜いて除籍するにも、それなりに時間がかかりますし、悩みます。そこで、とりあえず溜めてしまうのですが、そうすると棚が足りなくなってきます。きちんと計画的に棚を配置するべきなのですが、10年くらいたって気づくと、棚の中の本が妙な配置になっていることがあります。(いや、ちゃんとした人はちゃんと整理しているもの?)

先日、書庫にこもって、並びがおかしくなった棚を整理しました。5列6段くらいの棚です。1日がかりで、棚板を調整し、分類の順番通りに配置し直しました。書庫の古い棚なので、もう、ホコリはあるわ、なぞの車輪が転がっているわで、マスクははずせません。スチールの棚の板は、ちょっとずつ調整か可能なので、文庫のサイズに合わせて狭い棚にしたり、料理本を入れる場所では広めに設置したりの力仕事です。棚を動かすためには、そこの本をどけて、どう並べかえるか考え考え実行します。体力と脳みそを一緒に使って、ぐったりです。

でも、完璧に並べた後の爽快感といったら!図書館員は、基本書架整理が好きです。やり始めると止まらなくなるので、普段はあまり本気にならない程度にしていますが、1日書架整理の時間があったら、がっつりできるのになーと思います。(そんな時間は1年に1日くらいしかない)


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