『みずたまり ひょい』


かわむらふゆみ/脚本・絵 童心社

2003年 8場面

あめあがり、みちに まーるい みずたまりが できました。

あっちから きた いぬが、みずたまりを ひょいっ!と とびこすと

あれあれ いぬが けむくじゃらに なりました。

とりも、ぞうも けむくじゃらに なりました。


通りすがりの男の子が、食べていた果物のタネをぴっと水たまりに捨てると、そこから妙な木がうにゅにゅっと生えて、そこになった実を食べたら、けむくじゃらのみんなが、もとに戻ります。

こう書くと、おそろしく意味不明な内容ですが、とてもたのしい紙芝居です。もう、1場面目の犬の歩き方からしてナンセンス!これから始まる内容を暗示しているようです。あおぺんは、こういうヘンテコリンでびっくりする紙芝居が大好物です。絵本と紙芝居はちょっと違って、紙芝居の場合は、めくって次の場面での驚きが肝(好みですが)と思っています。

こんなオモシロナンセンス紙芝居を楽しめる方、ぜひ梅雨時にチャレンジしてください。残念ながら絶版なので、図書館へゴーです。


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