『魚がすいすい』


tuperatupera/作 ブロンズ新社

2005年・2011年(改訂版)

うみのうえ。およぐひと、つりをするひと。

うみのなか。およぐさかな、えさをみるさかな。

のこぎりざめが、ふねのそこを ぎこぎこ。

シンクロナイズドスイミング。 さかなのむれが ぐるぐる。

本をうらがえすと、おおきな いっぴきの さかな?!


本の形は不思議な長方形。しかも開くと中身はじゃばら式。本が1枚の紙でつながっているので、普通に1ページずつめくって、海の上と中でおこる楽しい出来事をひとつずつ見ていくけれど、最後までいったら、びろびろーんと広げてみる。もしくは、1ページずつ見ながらだんだんに広げていく。いろんな楽しみ方ができます。しかも、裏側は裏側で最初のページに大きな1匹の魚の頭がでてくると、ずーっと体がつながって、裏表紙のしっぽまで続いています。すごく大きな魚なのですが、びっくり!体は小魚に食べられて骨だけ!子どもが、わっと驚きます。大きいところも注目ですが、タイトルの小魚も小技が効いています。

『木がずらり』(ブロンズ新社)と姉妹編で、2冊ともケースに入っています。アートとして大人も楽しめる、tuperatuperaの初作品。絵本という枠を超えた作品です。おもしろいなーと思って一度おはなし会で読んで(かな?)みました。やっぱり、後ろの大きな骨魚を広げると、とても嬉しそうでした。めくり方など、いろいろ工夫できて楽しいです。水族館の本や、魚の手遊び、折り紙などと組み合わせるのも、おもしろいおはなし会になりそうです。おうちだったら、親子で色んな紙を集めて、大きなさかなのコラージュを作って折りたたんで、本にしたらすっごく面白そうですね!

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