曝書


ばくしょ。図書館に勤め始めて最初に聞いたときには、なんだそれ?と思いました。言葉の響きがなんか変。現代風に言うと、蔵書点検。本が全部ちゃんとあるのかをチェックすることです。昔は、和綴じ本なんかを虫干しすることを曝書と呼んでいて、その名残ですね。現在は、虫干しはしません。

デジタル化された現代は、本の蔵書点検というと、本のバーコードを一冊ずつピッピッとなぞる作業をします。持ち歩けるハンディタイプの記憶する機械があって、それを使用します。時代とともにその機械も小型化していて、2023年の今は、スマホより小さくなりました。(厚さはもっとありますが)あおぺんが働き始めた30年前は、もっと大きくて重く、それを首から下げて、コードでつながったペンタイプのスキャナーで、片手で引っ張り出した本のバーコードをなぞるというものでした。これが、ホント重くて、初日で肩がばきばきになったものです。そして、担当する棚の本を端から端まで延々なぞる。これを3、4日したので、体力が一番大切な仕事でした。今は読み込みスピードも速くなり、聞いたところでは、最先端の曝書は、部屋の一角に立って、ピーっと全体に何かを向けるとそれで読み込む装置があるとか・・ホントですか?

あ、ちなみに読み込んだデータはCP本体に落とし込みをし、蔵書全体-(なぞった在庫資料+貸し出し中の資料+予約棚の資料+修理中の資料)=行方不明の資料ということになります。やー、意外にあるんですよ。不明本。