『ほらふきカールおじさん ロシアのたび』


斉藤洋/文 高畠純/絵 講談社

2020年

ほらふきカールおじさんが ロシアを うまぞりで はしっていると、うしろから おおかみが おいかけ てきました。

そりを とびこえた おおかみは、うまを のみこんで しまいました。

でも、まるのみ された うまは、のみこまれたことに きづかず、おおかみの からだの なかで はしりつづけました。


「ほんとかなあ」と言いたくなるような、カールおじさんの4つのホラ話が入った絵本。1ものすごく雪が積もる話。2馬がおおかみに食べられた話。3寒いのでものすごく洋服を重ね着する話。4くまのたちとうみんの話。とにかく、ロシアは寒いってことですね。カールおじさんの本名は、カール・フリドリッヒ・ヒエロニュムス・フォン・ミュンヒハウゼンだんしゃく。ほんとかなあ?

どうせホラをふくなら、こんな面白いホラがいいですね。子どもには、「うそはいけません」というのが、世の親御さんと思いますが、こういう想像力があったら将来有望です。カールおじさん(カルビーのカール好きでした。あおぺんの地方では販売しなくなってしまいました。)は、ビュルガー作の『ほら吹き男爵の冒険』を、現代的に書いた「斉藤洋のほらふき男爵シリーズ」(偕成社)の絵本バージョンといえます。小学生のお子さんには、物語バージョンがうけるかもしれませんね。エイプリルフールに読むのに最適です。

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