ヴェルナー・ホルツヴァルト/文 ヴォルフ・エールブルッフ/絵
関口裕昭/訳 偕成社
1993年

もぐらくんが、じめんから かおを だしたとき、じけんは おきました。
あたまのうえに ちゃいろくて ふっくらした ソーセージがたの うんちが おっこちて きたのです。
おこった もぐらくんは、はんにんを さがします。
ハトの うんちは、ヨーグルトタイプ。ウマの うんちは、おだんごタイプ。ウシの うんちは、ジャムタイプ。なかなか はんにんは、みつかりません。
なんてアンラッキーなもぐらくん。国際アンデルセン賞画家賞を受賞したエールブルッフ氏の描くうんちは、実にリアルなうんち。そのうんちが、にょろっと頭の上にのっているのです。しかも、近眼で犯人が見えなかったもぐらくんは、うんちを手がかりに犯人捜しをする間、ずっーと頭上にのせっぱなし。そのうえ、聞く動物聞く動物みんな、いや、わたしのうんちはこれだよと、いろんなタイプのうんちをしていくのです。なんか、音とともに、においまでしてきそうな、うんちの数々。そして、もぐらくんはひらめきます。ハエなら、犯人がわかるに違いない。大正解。犯人をつきとめた、もぐらくんのしかえしは、犯人の頭にプリンとうんちをし返してやることでした。(すごく小さかった!)
ドイツの絵本。新刊で読んだ時から、何回も、おはなし会で読み聞かせをしてきました。関口氏の翻訳の擬音がまた良くて、実にうんちっぽい表現です。リアルタイプのうんちの絵本なので、お食事の前にはおひかえください。うんちがとびだす、しかけえほんタイプもあるそうです。