『かえるとカレーライス』


長新太/さく 福音館書店

1988年

ぼくは かえるです。

ぼくの すんでいる いけのそばに やまが あるんだよ。

おや、やまが ブルブル ふるえて けむりが モクモク でてきたぞ。

やまのうえから ドロドロしたものが ながれてきた。

カレーの においがするよ。

ぼくは おおいそぎで カレーライスに のぼった。

いただきまーす。


小さなかえるなのに、カレーライスになった山をどんどん食べていきます。最初はかかっている(ふきだしてきた)カレーだけを食べていますが、最後にはごはん=山までかじってしまいます。もし、このお話に絵がついていなかったら、そんなありさまを想像できるでしょうか?長新太さんの絵がつくことで、するりとその世界観に入っていけるような気がします。

他に好きな長新太さんの絵本もありますが、あおぺんにとってこの絵本は別格です。万が一、おはなし会中に時間が余ってしまったり、予期せぬことが起きた時、ぱっと棚からとってすぐ読むことができる万能絵本だからです。おもしろいし、すぐ読み終わるし、小さい子から大きい子まで楽しめる。すばらしい!ありがとうございます、長先生!

おうちでは、この絵本を読んだ日の夕食はぜひカレーライスで!

おまけ〉長新太さんは2005年にお亡くなりになりました。この年を確認しようとウィキペディアを見たら、なんと本名は鈴木さん!知らなかった…。そして、このペンネームは本人に無断でつけられていたなんて、さらにびっくり!不勉強で申し訳ございません。


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